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タイトル:原発災害下の福島県阿武隈地域における避難指示解除と営農再開の一動向 ─相馬郡飯舘村と双葉郡葛尾村の事例から─

このページのURL:http://www.quake-coop-japan.org/user/article/detail?f_article_id=4296
本サイト掲載日:2018年03月02日   更新日:2018年03月02日

要旨:

福島第一原発事故で避難指示が出された地域では,その解除および帰還・居住再開と不可分な課題として営農再開があり,農地再生と担い手の課題が差し迫っている。

本稿では飯舘村と葛尾村を取り上げ,住民の帰還と営農再開を巡り,自治体と住民の様々な模索の経過について報告する。

飯舘村では,2014年度までの5次にわたる「いいたてまでいな復興計画」策定を巡り,村全体と各行政区がキャッチボールを重ねる形で議論が進められた。この中では,行政区も独自に県外の先進地を視察するなどし,地域の再生とともに農地の遊休化を防ぐために必要な経営的視点を獲得するといった取り組みを重ねた点が注目される。

葛尾村では,全体の復興の道筋を示した「かつらお再生プラン」を土台に「農業再生事業化計画」が16年にまとめられ,住民(農家)が「農地へ戻る」ことを優先しつつ「生きがい農業」の視点も取り入れながら複数のパターンを組み合わせて条件整備をしていく方向が示された。

相双地方(相馬郡・双葉郡)の地域再生を巡る課題は日本の農村に共通するものであり,その克服へ向けては農地の利用集積を通じた「土地結合」の視点が重要で,またそれだけでなく「生活結合」の視点も必要と思われる。

掲載情報
(添付文書)
20180301_農中総研_原発災害下の福島県阿武隈地域における避難指示解除と営農再開の一動向  keiF20180302_5636.pdf pdf (842.02 KB)

記録の概要

資料作成日 2018年03月01日
取組み期間
情報提供組織名 農林中金総合研究所 ( 正式名称:株式会社農林中金総合研究所 )
ふりがな のうりんちゅうきんそうごうけんきゅうしょ ( 正式名称:かぶしきがいしゃのうりんちゅうきんそうごうけんきゅうしょ )
情報提供組織の属性 農林中金グループ ― 全国組織 ― 全国
内容区分 復旧・復興への取組み ( 管内農林漁業および事業基盤の復旧・復興に向けた取組み、組合員・被災住民の生活再建へ向けた取組み、地域の復旧・復興計画にかかわる取組み、その他の復旧・復興情報 )
対象都道府県 福島県
被災(害)地域の
市町村名
取組み主体
掲載情報に関するコメント

関連情報

関連リンク 農林中金総合研究所    http://www.nochuri.co.jp/topics/shinsaifukkou.html
農林中金総合研究所 農林金融2018年3月号    http://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2018-03.html
関連ファイル

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